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探偵小説 マリアバックナンバー 第26話〜第30話 登場人物紹介ジャック天野 探偵 沢田久美 探偵助手(天野の事務所に居候) 井上夫婦 家出調査依頼人 井上幸太 家出少年 マスター 純喫茶<憩い>のマスター ヒロ 井上幸太の友人 東谷 井上幸太の先輩 渡辺翔 上に同じ 山本 下請けの調査員 シンジ ドクロの元リーダー ユキ デリヘル嬢 あらすじ大阪で私立探偵を営むジャック天野のもとに、ある日中学生の家出捜索の依頼人夫婦が訪れた。この依頼を発端に事件に巻き込まれるが…… 30話 渡辺がエレベーターホールに消えるのを確認し、ドアを閉めた。ベランダに隠したユキを室内に戻す。 「気持ち悪いやっちゃな」 「ウチらも嫌い」 青白い顔で、暗い光を放つ目だけが異常に印象に残る男だ。 再びドアを開け、通路から外をのぞくと、ちょうど渡辺がマンションから出てきて、前に横付けされた例の黒いワゴン車に乗った。 ワゴン車はすぐに発進して、50mほど走行したところでUターンし、マンション出入り口に頭を向けて、路肩に停車した。張込みでもするのだろう。 「アンタ、えらい大事にされてるやん」 部屋に戻って、ユキを冷やかした。 「そらそうやん、売れっ子やもん」 「アイツら表で張り込んでんで。アンタ見つけて捕まえるまで帰らんと思うけど、どうする?」 「イヤ。ここにおる」 「ここにおっても、一歩も外に出られへんで。アイツらがひつこいのよう知ってるやろ?」 「ここのがマシやわ」 「結構ええ生活してたんちゃうの?」 「全然。私ら一回5千円ももらえへんねんで。中学生や思って馬鹿にしてんねん」 5千円でももらえるだけいいような気もするが、なんとも許せないと言う。 「ムカつくわけや?」 「めっちゃムカつくわっ!」 「ほな、仕返ししょうか? 「仕返し?」 「そう。おれも久美がおらんようになったんと、幸太が何で死んだんかが知りたかったんやけど、さっきのボケの顔見たらどうでもようなってきたし」 「どうやってやんの?」 そう聞かれても、おれにも具体的な作戦はなかった。 「とりあえず真理を捉まえよか。多分すべてのカギはその女が握ってる」 「捉まえるっつってもなぁ……」 この女にはまだかなりの躊躇いがあるのか、おれを信用しようとはしていないようだ。かと言って、ほんの数時間前に知り合った見知らぬ中学生に信用されようと考えるのも難しい話だが。 「この下の階におれの部屋があるし、そこに隠れとったらまず見つからん」 「アンタの居場所は僕たちが完全にガードするから絶対大丈夫」 それまで、黙っておれたちのやり取りを聞いていた山本も、熱心に協力要請を促した。 「どうしたらええの?」 「とりあえずアンタらがおったアジトを教えてくれ」 ユキは傍らにあった鉛筆で、新聞広告の裏に大雑把な地図を書いた。住所はわからないが地図によると<DoBlack>からは目と鼻の先だ。目印は1階にある <鶴亀千万年屋>という骨董屋。 ちょうどその時、事務所の電話が鳴った。こんな時間の電話にはまともなものがないが、案の定、着信は非通知。受話器を上げるが、すでに切れていた。 間、髪を入れずに2回目が鳴る。また、切れていた。 表の張込み隊長の嫌がらせだろう。壁掛け時計の針は夜中の3時を回っていた。それから延々と同じ事が繰り返されたが、端末から電話線を取り外し、取り合わないことにした。 「暇なんでしょうね」 山本がボソッと言った。慣れない張込みというのも、素人にはなかなか辛いものだ。張込みは、案外気が短い人に向き、釣りとも似ていると、昔先輩に聞かされたことを思い出した。 「耐えられんのやろなぁ」 「探偵には向かない人たちですね」 程遠い存在である。真面目そうに言う山本の顔が妙に笑えた。 このページのトップへ 29話 「久美は前からおったんか?」 「私が入って1年やけど、その前からいるにたいやで。一応、一番古いみたいで、結構威張ってる」 「いちびってんねんな」 「そう」 (アイツがねぇ……) 「彼女もデリヘルやっとたんか?」 あまり聞きたくもない話だが、思い切って聞いてみた。 「ウチが入った時はやってなかった。真理ちゃんのマネージャーっつうか、取次ぎみたいなことしてた。けど、元々は雀荘荒しやっとったみたいやで」 「雀荘? アイツ、麻雀すんの?」 「プロ級やて聞いてるけど。そこらの雀荘に片っ端から行って、オッサン相手にボリまくっとったらしいわ」 人にはそれぞれ『裏の顔』があるが、くわえタバコをふかしながら、オッサン相手に現ナマを巻き上げるアイツの姿を想像すると、その滑稽さに思わず笑いがこみ上げてきた。 「女は怖いなぁ……」 山本と二人で顔を見合して苦笑した。どうりでウチの安月給でも優雅に遊びまわれたわけだ。 ちょうどその時、インターフォンが鳴った。こんな時間に客が来るわけがない。いわゆる『招かざる客』であることは、すぐに想像がついた。 ドアののぞき窓のフタを開けて見ると、年の頃は22、3歳くらいの青白い顔をした、青年が立っていた。 「どなた?」 ドア越しに少し大きな声で話し掛けたが、青年は名乗らない。 「人の家来てインターフォン鳴らしたら名前ぐらい名乗らんかいっ! ピンポンダッシュちゃうやろがいっ!」 「渡辺、言います」 男がか細い声で言った。 (渡辺翔か?) ユキに聞くと、多分そうだ、と言う。そのまま久美の服を適当に持たせ、ベランダに押しやった。じっとするよう言うと、素直に頷いた。 「何や?」 チェーンロックをつけたまま、5cmほどドアを開けて、渡辺とご対面だ。 「天野さんですか?」 「そやけど。お前か渡辺翔とか言うのんは?」 「そうです」 特に臆することもなく、男は答えた。 「ここにユキっていう女の子が来てないかと思いまして?」 「ユキ? 誰やそれ?」 「ぼくの所で働いてる子なんですけど……」 「なんで、おれんとこにおんねん?」 「さっき指名されたでしょ?」 「あぁ? なんや指名て?」 「いや……アハ、アハアハハハ」 気味の悪い薄ら笑いを浮かべた。 「黙って帰した方が身のためやと思いますけど」 「どういう意味や」 「そこで寝てる人みたいになるっちゅうことですわ」 「幸太もお前らが殺ったんか?」 「幸太……? はいはいはい、井上君ねぇ。彼はジャンキーやったからねぇ。自分で道頓堀に落ちて溺れたんでしょ?」 腹の底から虫唾が走る男だ。今にもドアを開けて引きずりこみたいところだが、どうせ姑息なこの男のことだ、エレベーターホールにでも大勢の兵隊を待機させているのだろう。 「久美はどないしとんねん?」 「どないもこないも、前から安い給料でコキ使われてるって聞いとったから、辞めたらって、相談受け取ったんですわぁ」 「そうか。ほな、お前共々おれの敵やと思っといたらええねんな」 渡辺は薄ら笑いを浮かべ、ふてぶてしい表情で上目遣いにおれを睨みつけ、チンピラのお決まりのポーズで小刻みに首を立てに揺らしながら、ふて腐れた態度でエレベーターの方へと立ち去った。。 「お前を潰したら喜ぶヤツもぎょうさんおるみたいやしな」 最後の言葉を男の背中に向かって言い放つと、首を右に90度回してつばを吐いて帰って行った。 このページのトップへ 28話 「全然似てないけど姉妹?」 写真をユキに手渡しながら聞いた。 「そう聞いてるから、そうなんちゃう」 この女には全く興味のない話だろう。 「さっきも言うたけど、この女をずっと追ってるんやけど、何か知ってることあったら教えて欲しいなぁ」 「たまにしか見いひんしなぁ」 「13っちゅうことは、まだ中学生か?」 「中1やて聞いてるけど。なんか優遇されてんのよね、あの子だけ」 「優遇?」 「うん。事務所にも専用の部屋があるし、送迎の車もベンツやしね」 「へぇ〜。それはでもエラいさんやしちゃうの?」 「そんなことないでぇ、ウチ等と一緒やもん」 「なにが?」 「クライっつうか、なんつうか……」 ヘルス嬢に位もクソもあったもんじゃないが、ユキが言うには、ヘルス嬢は単にヘルス嬢でしかなく、身分は皆同じだという。 「ドクロの方はどないなってんの?」 「そっちは全然知らん。ウチらの送り迎えや、ボディーガードやってんのがその仲間やけど、別に詳しい話もせんし」 ユキの声が大きかったのか、ソファーで眠っていた山本が起き上がってきた。 「起こした?」 「あぁ、いえ。また寝てましたね」 「どう? 体は」 「少しはましになった気がします」 言葉を発するのも、いちいち痛々しく顔を歪める表情からは、回復しているとは思えない。 「お客さんですか?」 「客と言うほどでもないけど、例の……、仲間」 山本はちょっと驚いた表情で、「大丈夫ですか?」と、小声で言った。 ユキを目の前にして、「不安だ」とも言えない。とりあえず無責任に「大丈夫」と言っておいた。 「その真理って子はいつもどこに居てる?」 「ウチらの事務所」 「それ、どこ?」 アジトをバラすことに抵抗があるのか、さすがに彼女も黙り込んだ。 「そら、なかなか言えんわなぁ……。でもアンタの言うこと聞いたんやし、今度はアンタが約束守る番やと思うけど、どやろ?」 「そんなん言うたら何されるかわからんやん」 それもそうだ。恐らくおれがこの女を連れて逃げたことは、すでにヤツらの知るところだろうし、すでに表に張り番が立ってるかも知れない。いや、立ってると思った方がいい。そういうやつらだ。 「その、真理って子は呼べんの?」 ソファーで死にかけている山本が口を挟んだ。 「呼ぶ?」 「デリヘルやろ? 誰でも呼べんのちゃうの?」 ただのボンクラかと思っていたが、伊達にこの仕事でメシは食っていない。なかなかいいところに気付いたが、今の状況で真理を呼ぶのは危険だ、と、おれは言った。 「拉致って人質にしたらと思ったんですが」 ボロボロにされた恨み節か、普段温厚なこの男が、いつになく鼻息を荒げ、強硬な姿勢だ。 山本は少し興奮して痛みが増したのか、顔を歪めて、再びソファーに深く沈み込んだ。 「呼んでも、けえへん(来ない)と思うわ」 「なんで?」 「専属やもん」 「誰の?」 「知らん」 「何、それ?」 「知らんけど、誰かが言うとった」 「専属やてか?」 「専属っちゅうか、パパがいるって」 (パパか……。ホンマの親父やったりして。まぁそれはないか) −27− えらく挑戦的な目でおれを見る。オッサンをなめんなよ、と、言いたいところだが、今のおれには貴重な情報源だ。 「何やろ? 悪いけど金は無いでぇ」 「金とちゃう。カコッってくれへんか?」 「カコう……?」 「そう。ウチも(組織を)抜けたいんやけど、アイツらしつっこいし」 「ユキちゃん、それって『かくまう』の間違いちゃうの?」 「そう、それ」 しばらく開いた口が閉まらなかった。苦笑も出ない。今時の中学生はこんなものかと思い、目をつぶって考えるふりをした。別に考えるまでもなく答えはNOだ。これ以上の厄介を背負い込みたくはない。 目をつぶったまま腕を組み、少し上方を見上げた。無理な頼みをしていると彼女も察しているのだろう、 「お金はいらんし」 と言った。これには開いた口が……どころかフリーズしそうになった。 「金はいらんしって、アンタがおれの世話になりたいって言うのに、何でおれがアンタに金払うの?」 「そうなん?」 最近のガキはなんちゅうのか……。 「よう初対面のおれにそんなこと頼むなぁ」 「ええ人そうやん」 「親はおれへんの?」 「おるけど、家には帰れん」 「何で? ええでぇ親は」 「どこがええねん、あんなもん!」 かなり気に障ったのか、すねた顔でぷいっと横を向いた。 実のところ、おれも親に対しては良い感情は持っていない。この女がこんなところで働いているのも、半分以上は親の責任かも知れない。 「かくまうっちゅうても、おれの家も難波やで。ウロウロしとったら、その内見つかると思うけどな」 「ええねん、整形するし」 疲れる。ジェネレーションギャップとでも言うものか、この女の場当たり的な発想には恐らく一生かけても付いて行けそうもない。黙って聞いていると、どこで勉強した受け売りの知識か立て板に水で整形論を語りだした。 30分ほどは聞かされたろうか、寝転がって聞いていたソファーから立ち上がり、窓の外の様子をうかがった。 「もうおらんみたいやな」 暗にホテルを出るように言うと、また、すねた顔で横を向いた。 「ほな、行こか」 女は心配そうな顔をこっちに向け、「どこへ?」と聞き返した。当てはない。とりあえず事務所にでも連れて行くか。 おれは、厄介者がついて回る宿命を背負っているのかもしれないと半ば諦めた。 (これも社会貢献の一つか……) ベッドの横にある備え付けの電話で、フロントにタクシーを呼んでもらうよう頼んだ。 タクシーの中でも女は饒舌だった。どこへ連れてってもらえるのかワクワクすると言う。大概ウザくなったが、幸い、尾行者はいないようで、それだけが救いだ。 事務所前の公園の手前でタクシーを降りた。後続尾行者はない。事務所周囲にも張込みの兵隊はいないようだ。用心深くマンションに入り、エレベーターで5階に上がる。 各駅停車のこのエレベーターがいつもにも増して遅く感じた。 何年ぶりかで帰ってきたような変な錯覚を起こしながらドアを開けた。部屋の電灯が煌々と眩しい。相変わらず山本がソファーで寝込んでいる。 「やっぱ探偵さんやったんや」 嬉しそうな声で女が言った。バスローブを巻いているだけの、こんな女を連れ込んだところを山本に見られると具合が悪い。とりあえず、久美の部屋に押し込み、あるものを着るように言った。 「あっ、これ久美と真理や」 女が久美の鞄の中から衣類を取り出した時に、例の写真が一緒に出てきた。 「これが? どう見ても小学生やで?」 「まだ13やもん」 女が持っている写真を奪い取り、その顔、姿を目に焼き付けた。 このページのトップへ 26話 女の手を引いて3階の部屋に入り、窓から表の様子を窺った。暗闇の中を周囲のホテルのネオンが照らす道路で右往左往する4〜5人の少年の姿が忙しない。 皆の顔が一様に焦っているように見えるのは、ここへさらってきたこの女が余程大事な商品なのかも知れない。 「ユキちゃんやったかな?」 女は突然の出来事だったにもかかわらず、堂々とベッドの真ん中であぐらをかいて座り、別に怯えることもなく、無邪気そうな顔で頷いた。 「アンタいくつ?」 素朴な質問から入った。 「15」 「中3」 そう、と、女は頷き、学校は2年ほど言っていないと付け加えた。商売柄か一見すると二つ三つは年長に見える。その顔からは中学生のあどけなさなど微塵も感じられない。 「何でこんなとこで働いてんの?」 「金かな〜」 「金か。家はどこや?」 「ない。って言うか、家出やし」 「そうなんや。ほなどこで寝てんの?」 「内緒。で、アンタは何? って言うか誰?」 少し答えに窮した。女はあぐらのまま両腕を胸の前で組み、首を少しかしげて上目遣いでおれの顔を覗き込んでいる。 「久美っちゅう女を探してんにゃけどなぁ、知らんか?」 「なに久美っちゅうの?」 「沢田」 「マリの姉ちゃんか?」 「マリの姉ちゃん? 誰やマリって?」 「沢田真理。みんなからは『マリア』って言われてる」 さすがに動揺した。『マリア』と久美が姉妹。頭の中で今までの話がぐちゃぐちゃに交ざり合ったが、今、この女が言った言葉だけが、浮かび上がった。 「マリアってアンタらのボスとちゃうんか?」 「男らはそう言われてるみやいやなぁ。でもウチらはよう知らん」 「そのマリアはどこで何しとる?」 「どこにいるかは知らんけど、ウチらと一緒やで、援交とかしてる」 「最近会うた?」 「昨日」 「どこで?」 「何や刑事みたいやなぁ。そんな事より腹減ったわ」 生意気に大人を焦らすことを知っている。部屋の電話を取り、フロントにルームサービスを頼んだ。 この女が言う話が本当なら一気に組織の全貌が見える。衝動を抑え、話題から少し離れた。 「昨日、ドクロのメンバーが一人道頓堀に捨てられたやろ。知ってるか?」 女は黙って頷いた。 「なんで狙われとったんや?」 「横流しやて聞いてたけど」 「シャブか?」 「うん。でも、ちゃう(違う)と思う」 「ちゃうて何が?」 女は、う〜んと唸って答えをはぐらかした。 「色々あるやん」 「色々か……。何かええネタ持っとったんか?」 「鋭いなぁアンタ。探偵みたい」 「そやろ。よう言われんにゃ。実は殺されたボンが直前まで家出しとってな、知り合いのよしみで、おとん(父)とおかん(母)に捜すの頼まれとったんや」 この女をどこまで信用できるのかわからないが、妙に親近感を覚える女だ。ついでに、ここまでの状況をおおまかに説明した。 「ふ〜ん」 「何やえらい狙われとったみたいなんや」 インターフォンが鳴り、さっき注文したルームサービスが運ばれてきた。やきそばとチャーハンをベッドの上に置き、女はあどけない顔でうまそうにほおばった。 おれは一緒に運ばれてきた安物のワインを備え付けのグラスに注ぎ、渇いた喉を潤した。 女が半分くらい平らげたところで言った。 「ウチ、探偵さんが捜してる久美に拾われたんや」 「あぁっ!?」 口に含んだワインを噴き出しそうになった。 「元々、久美が仕切っとったらしいから」 「何を?」 「ホテトルちゅうの?」 よく考えてみると、おれは久美のことは何も知らないが、おれの前で見せていた姿が彼女の仮の姿だとすると、猫をかぶっていたアイツにまんまと騙されていたと言うことだ。 頭の中に薄っすらと霧が立ち込めてきた。この先、どこから手をつけるのが妥当だろうか、そんな思いが頭いっぱいに広がってきた。 そんなおれをよそに、ユキが生意気にも提案を持ちかけてきた。 「ウチの言うこと聞いてくれたら、全部話したるでぇ」 この物語は完全なフィクションです。登場する人物、団体等の名称はすべて架空のもので、実在する人物、団体等とは何ら関係ありませんので、御了承下さい。 このページのトップへ |
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